menu side chair
一見水平、垂直に見えるフォルムは規律よく端正な佇まいです。しかし座ってみると不思議なほど身体の曲線に沿っているのが感じられます。
わずか10mmほどの細い貫は高さを変える事で強度を落とすことなくほぞ組みされています。
座面の中はダイメトロール(布状のスプリング)張りとなっていてお尻によく馴染みます。
背もたれは木材を薄くスライスして何層にも重ね合わせて製造される成型合板で作られています。強度と軽さ、そして座り心地をバランスよく纏めています。画像はブラックチェリー材、蜜蝋ワックス仕上げです。
木材はブナ、アッシュ、レッドオーク、ケヤキ、ブラックチェリー、ナラ、ウォルナット。シートはファブリックからレザーまで、50種以上。お好みの組み合わせから選べます。
価格 48,840円(税込)〜
肘掛け付きの menu arm chair もございます。
価格 53,680円(税込)〜
デザイン
阿久津 宏
■サイズ
W505 D485 H770 SH435 AH630 (mm)(アームチェア)
W440 D485 H770 SH435 (mm)(サイドチェア)
■Comment
まず軽量で掛け心地の良い小椅子を作ろうと思いました。片手、いやいや指で持てるくらいの軽さまでやってみようと。構造はコンサバティブですが、この細さ、薄さで作るには高度な木工技術が欠かせません。
素晴らしい木工メーカーと巡り会えて初めてデビュー出来た小椅子です。(阿久津宏)