R+R
ありそうでないシンプルなかたち。椅子としての必要最小限の構成です。一見すると直線的でミニマルですが、いたるところにカーブやRが見られます。
直線的な笠木も体に沿うようRがつけられています。
座枠を掘り下げて座板を嵌め込んでボリュームを抑えています。すっきりとしたデザインです。画像はアッシュ材の蜜蝋ワックス仕上げです。
木材はブナ、アッシュ、レッドオーク、ケヤキ、ブラックチェリー、ナラ、ウォルナット。シートはファブリックからレザーまで、50種以上。お好みの組み合わせから選べます。
価格 41,800円(税込)〜
デザイン
小泉 誠
サイズ
W380 D475 H745 SH430 (mm)
宮崎椅子製作所の開発に関わり幾つかの椅子をデザインしましたが、開発三年目にして初めて商品化になった椅子が「R+R chair」と「R+R counter chair」です。 それまで幾つかデザインした椅子は良い形ではありましたが宮崎椅子製作所らしい椅子ではないため宮崎社長からNGが出ました。 その後、スタンダードな椅子ながらも宮崎椅子製作所の技術が活かされた椅子を目指し、ようやくこの椅子が出来上がりました。 何でもない椅子に見えますがつじつまの合う形にするために技術を活かし、外周には大きな面(R)を取る事で優しい椅子になりました。 そして、Rが沢山あるので「R+R」という名前になりました。(小泉誠)