ストームグラス
ストームグラスは19世紀初頭にヨーロッパで航海時に気象情報を予測するのに使われていました。
複数の化学薬品をアルコールに溶かしてガラス容器に詰めたもので、天候によって結晶の様子が変化すると言われています。
英国海軍のロバート・フィッツロイ提督が、この装置を詳細に研究したことから別名「フィッツロイの気象計」とも呼ばれています。
実際には気象状況と液体内部の結晶化の関連性については、科学的には解明できておりません。
正確な気象情報を予測するためにはお使いできませんが、周りの気象環境の変化によって結晶がユニークに変化しますので、観賞用のオーナメントとしてお楽しみください。